DRMって聞いたことありますか?
ダイレクトレスポンスマーケティング、の略です。
ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)とは
広告やWebサイト上で、情報発信し、何らかの返答(問い合わせや注文など)が来た消費者に対してのみ、直接的に「商品(サービス)」を販売していく仕組みのことです。
引用:https://viral-community.com/
DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)とはなんぞや?
図で表すとこんな感じ。
なんか良さそうでしょ?(笑)
DRM、ダイレクトレスポンスマーケティング、ダンケネディとかのキーワードで、治療院のコンサルが自己紹介していることもあります。
まともなコンサル、マーケターならいいんですが、DRMをわかったつもりになって治療院の先生に教えたりする。
それを基本にDRMの要素満載のホームページを作っちゃったりする訳ですが。
DRMを分かっていない治療院コンサルが、もっとDRMを分からない治療院の先生に教えて訳が分からない結果になるという笑えない漫画のような現実もあります。
もっとカオスなのは、その治療院コンサルが現役の治療家だったりするともっと笑えなくなります(苦笑)
DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)の基礎の基礎
治療院の先生はここだけ分かってくれればいいです。
「治療院以外の業種で仕事をしたい」なら、バリバリのDRMマーケターに師事しましょう。
超簡単に要約するとこういうことです。
①Direct ⇒ 見込み客を集める
②Response ⇒ 教育する
③Marketing ⇒ 販売する
これがインフォ系の商材や塾を販売する時に置き換えると
①Direct
⇒ 「アドレス登録で無料でプレゼント!」「今なら無料メール講座(50000円相当)をプレゼント!」という形で見込み客を集める
②Response
⇒ 『無料登録してきた「見込み客」にいかにこの商材が素晴らしいか』『この塾に参加することのメリットはこんなにあるんだ』とメール(ステップメール等)で教育する。
③Marketing
⇒ ステップメールなどが終わって、教育をし終わった見込み客に販売を行う。
ってな感じが一般的な基礎の基礎です。
これは情報商材だから、成功しやすいと思っています。
でも、役務系の治療院にこれを当てはめるとなんかおかしくなります。
治療院でDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)を全開にすると。。。。。。
ホームページのメイン画像or院長紹介で「院長が腕を組んだ写真」になることが高確率で散見されます(笑)
なんでかというと、DRMの基礎はこんなのでしたよね?
①Direct ⇒ 見込み客を集める
②Response ⇒ 教育する
③Marketing ⇒ 販売する
いくら頑張っても②がないんです、というか治療院ではできない
HPで見込み客を集めてみましょう!
◯権威性を出すために腕を組んでみたりします
◯初回5500円→1980円!
◯1回5000円→初回の方は3回1980円!
◯なぜか限定性を出す時に「あなたが本気で腰痛を治したいなら今すぐご予約を」なんて上から目線の偉そうな文章が(笑)
◯しかも初診は1日5名でも1名でも3名でもなく2名限定、な率が多い。
で、②がないもんだから(というか初回1回で教育を完了させられるくらいの先生はDRMなんてしません)③でおかしいことになります。
さあ、②はないんだけど③で販売してみましょう!
◯初回お試し1980円で来た患者さんに、回数券を売ります
◯なぜか通常5000円なのに10回券なら40000円とかになります
◯お試しは1980円、通常は5000円、回数券を買うと4000円と複数の治療費が存在(ほんまはいくらなんよ?)
◯なぜかこんなとこで限定性を出して「今日回数券を買っていただくとこの値段なんです」と1980円で来た人に40000円の回数券を売る
◯今日限定の回数券を断ったら、1980円のお試しで来たつもりが次は1回5000円
◯次回の予約はどうされますか?と中途半端な笑みで聞かれる(え?あんだけ回数券を売る時は満面の笑みで喋りも熱心だったのにw)
そして、その後予約のキャンセルと回数券の返金について電話がかかってくる(笑)
DRMをしなくても回数券が売れる先生はこんな変な売り方はしません。
文字で書くと「そんなことしないでしょう」となりますが、初回割引や腕組みアベンジャーズやってる先生。
「心当たりはありませんか?」
そしてペンペン草も生えなくなる=見込み客がいなくなる
そりゃ、いなくなるでしょう。
次、来ませんもん。
そして、そんなことをしてるもんだからHPの内容もDRMに傾倒している風味満載。
↓
そしてHPもチラシも反応率が悪くなる。
↓
慌ててPPCをぶち込む。
↓
そして、こないだポスティングしたのにまた同じポストにポスティングをする。
↓
しばらくするとPPCをかけても反応率が悪くなる。
↓
もちろんチラシの反応はほぼなくなる。
↓
そして最後の勝負、なぜか「初回無料!」に走る。
↓
あぼーん。
患者さんの目線に立ったら、当たり前のことなんですけどね。
なんとかしたいんです!
と思った先生は、まずその腕組みを止めようかw