なんか良く分からないタイトルになってますが。
あはき柔の中には社会常識が欠けている人がいるので要注意、って事が言いたかった訳です(笑)
院内にしろ、訪問にしろあはき柔としては社会の狭い範囲で生きていくことになります。
外から見て、こう見られる事もあるよという話ですが。
これを読んで「気をつけよう」という先生は、そもそもエピソードのような事はしないし言わないので。
この記事自体が無駄ではないのか?とは思いますが、とりあえず。
ケース1〜鍼灸院にて
これはもう20年以上前の話です。
ほうぼくが整骨院に勤務していた頃の話です。
Kさんという患者さんがいました。
ある日、仕事が終わって退勤する時に、整骨院の前でKさんに会いました。
Kさん「あら、ほうぼくちゃん。帰るの???」
ほうぼく「今日は早上がりなんですよー」
Kさん「今から鍼に行くのよ。ここ(勤めていた整骨院)では鍼してないからねー」
ほうぼく「あら、そうなの?帰り道やから、一緒に車乗って行きます?」
Kさん「いやー、助かるわー」
てな感じで。
まあ、20分ほど走ってKさんを鍼灸院の前で降ろす。
Kさん「ありがとねー」
ほうぼく「いやいや、気をつけてー」
と、院の前に車が停まったせいかその会話をしている所に院長先生登場。
Kさん「整骨院の先生が帰り道に乗せて来てくれたのよー」
ほうぼく「どうもー、こんにちはー」
鍼灸院の院長「なにか???」
「え?ほうぼく、なんか悪いことした????挨拶しただけよね」
とドキドキしながらその場を逃亡。
なんか他に言いようがありますよねえ????
ケース2〜整骨院にて
知らない、というのは怖いもんで。
介護保険の中では鍼灸院や整骨院も「社会資源」として見なされる事があります。
簡単にいうと、ケアマネは利用者さんに関わる医療機関、類似機関へ利用者さんについてお願いに行ったり状況を聞きに伺う事があります。
例えば、膝が痛い利用者さんがいても膝では医療機関にかかっていない場合。
膝は整骨院だけに通っている事もある訳ですよね。
もちろん、利用者さんの同意を得て情報収集をしないといけない訳です。
その利用者さんが一人暮らしで、近隣に身内がいないケースなど、「なにかあった時は(ケアマネに)連絡お願いしますねー」とお願いする事もある訳で。
というような状況で、整骨院に伺いました。
ちなみにほうぼくが行くと確実に怪しまれる訳で(笑)
見た目でwww
なので、整骨院に伺ったのはウチの女性ケアマネ。
その利用者さんの担当でもある訳です。
ケアマネ「こんにちはー」
整骨院「はい?(怪訝そうな顔だったそうでw)」
ケアマネ「こちらに通われている◯◯さんの担当ケアマネの◯◯と申します。◯◯さん、最近少し体調が悪いようで。でも、◯◯さんは受診がお嫌いですので様子がおかしかったり、なにか変わった事があればご連絡をいただきたいと思いまして。」
名刺を見た整骨院が一言。
整骨院「同業とお話しする事はないんで」
はあ?お前バカかw
ケアマネからの報告を聞いて、真面目にバカかと思いましたw
あ、ちなみに整骨院がケアマネの事業はできません。
別に法人を立てて「居宅介護支援事業所」というものを立ち上げて、ケアマネが所属する訳です。
ちなみにウチは独立系ケアマネなので、自社の運営するデイサービスにかっさらおう!という事もできません。
ケアマネは中立が絶対の業種なので、たとえウチに整骨院があろうがなかろうが「利用者さんの意向」を尊重する訳です。
さあ、この整骨院は介護業界の中ではどう思われるでしょう?
病院、診療所でこういう対応があり得るでしょうか?
あはき柔は社会の一員であることを忘れるな!
まあ、つまらない事例を2つ挙げました。
医療の中でも介護の中でも「あはき柔の論理」は通用しません。
社会資源の一つとして、知って置かないといけない事もある訳です。
じゃあ、学校で習わなかったから日本スポーツ振興センターの書類は書かないんです?
生命保険の傷害給付の書類は書かないんですか?
ってことになる訳です。
でも学校で習っていないはずの自賠責、柔整師は好きですよね(笑)
他にも色々ありますし、耳に入って来ます。
ケアマネをしているあはき柔はまだ少ない(ほうぼくのケアマネ基礎資格は、はき柔ですが)ので、そっち系の相談は良く受けてるんですよ。
- あはきで往療に行くなら、介護保険の仕組みを少し勉強しましょう
- あるあるになってしまっていますが、あらゆることで報連相をしましょう。返事をしないあはき柔が多すぎます。
- 外部とのやり取りでは、あはき柔がどう見られるか?も考えましょう。
- あはき柔の勝手な正義を周りに押し付けないようにしましょう。
あはき柔がもっと社会的に認められる為にも、「一人一人の振る舞いは大切ですよ」というお話でした。